2012年12月24日月曜日

FUJIFILM XZ1はでるか?

 富士フイルムが2011に発売した FinePix X100 は空前のヒットとなって、その後に続く高級機路線のはしりとなりました。富士フイルムは以前からシェアは低くて目立たないものの、実はデジカメに関してかなりの先見の明があり、業界を牽引してきたという実績があります。

 そもそも、デジタルカメラを最初に作ったメーカーの一つですし、今でこそ当たり前の高感度路線(FinePix F10、FinePix Z1)、タッチパネル(FinePix Z300)、WI-FIによるスマホ連携(FinePix Z1000)なども富士フイルムがその先陣を切っているのです。

 そんな富士フイルムが、はなった話題の製品がFinePix X100です。『簡単に撮れて安いカメラ』一色だったコンシューマー向け市場に、『カメラを楽しむ高級カメラ』というコンセプトを徹底したカメラだったのが他のカメラと一線を画するところでしょう。

 ハイブリッドビューファインダーが注目されていましたが、Xシリーズでそれを搭載していないモデルも登場しているのでXシリーズの神髄は、やはりコンセプトにあるのでしょう。もちろん、高いだけでなく、機能面・デザイン面でもしっかりと作り込まれていて、とくに画質に関してもかなり評判がよいようです。

 Xシリーズのイメージセンサは、富士フイルムではお馴染みのEXR技術を使ったオリジナルのものを使っていますが、画素数が抑えめで、ローパスフィルターを使っていないのが特徴です。

 一般に『画素 = 画質』という『常識』のようなものがありますが、実際には画質を追求するとそうでもないことが知られています。もともと、富士フイルムは高画素競争が過熱し始めた頃、画素をソコソコに押さえて画質にコダワる姿勢を貫いていました。結局、市場の流れには逆らえずコンシューマー向けは追従する形となっていましたが、この辺の『らしさ』が反映されているところが上位モデルと言えるところですね。

 また、ローパスフィルターレスはニコンの高級一眼レフD800Eで採用して話題になったものですが、D800Eなどに比べて、Xシリーズのイメージセンサは原理的にローパスフィルターをなくすことによる問題が起こりにくい構造になっているので有利と言えます。

 そんなXシリーズは、FinePix X100を皮切りに、FUJIFILM X10、X-S1、XF1、X-Pro1、X-E1と発売されてきました。

 ところで、この名前を見てピンと来たかたは、なかなかの富士フイルム フリークでしょう。実はFUJIFILM の FinePix シリーズでは、スタンダードなフラグシップモデルが『F』、大型ズームモデルが『S』、一眼レフが『Pro』という名前が付けられているのです。Eは知りません(笑)

 となると、富士フイルムの主力モデルで唯一、Xシリーズとして投入されていないのがZシリーズということになります。もっとも屈曲式はその構造上、光学的に画質が低下するのでXシリーズのコンセプトとは相反するところがあるかもしれません。

 とはいえ、薄くても、高画質で上質なカメラが欲しいと思う人は少なくないでしょう。カメラの使用場所の多くが屋外ということを考えれば、小ささは正義です。

 だとすれば、FUJIFILM XZ1なるモデルが登場するのではないか!

と、期待してしまうわけです。

 ま、ぶっちゃけ、私が長らくZシリーズを愛用しているので、そのX版がでればいいなぁ、欲しいなぁということで願望を踏まえて書いてみました。そんなこんなで、期待しながら待つことにします。