2012年9月6日木曜日

Windows Blue

Windows 8 のRTMがリリースされて、いよいよという時期のハズなんですが、イマイチ話題が少ないというか、まだ発表すらされていない次期iPhoneの方が世の中の興味を惹いているような雰囲気でMicrosoftさんには頑張ってもらいたいところですね。

Windows 8の発売日はまだ一ヶ月も先の話ですが、すでに次のWindows のウワサが流れてきています。その名も『Windows Blue』。

ちなみに、以前Windows Vistaの時も、登場するころには次のWindows(Windows 7のこと)が『Vienna』なんていうコードネームでアレコレ噂されていました。ま、つまるところ、最新のWindowsが期待できないとなれば、次のWindowsに期待したいというワケでして、Windows 8の将来はちょっと危ういかもしれません。

Windows Blue は、登場するとされる時期から逆算すると『Windows 9?』に相当するようなメジャーアップデートというよりかは、サービスパックやセカンドエディション的なものになるのではないかと言われています。そういえば、普段はサービスパックのコードネームなんて話題にもならないですが、Windows Vista SP1のFijiのときだけはネットでその名前が飛び交っていましたね。ここでも、Windows 8がWindows Vistaとかぶりますね。

もっとも、Microsoftの言う、『次のメジャーリリースまでのつなぎの製品』ほどアテにならないものはありません。なにせ、現在のWindows 7、Windows 8のベースとなっているWindows Vistaは、元々Windows XPと次のメジャーアップデート(開発コードネームBlackcomb)のつなぎの製品として開発されていたものなのですから。

Windows Vistaの開発コードネームは『Longhorn』なんですが、Windows XPの開発コードネームである『Whistler』と、先ほどの『Blackcomb』は、ともにカナダにスキーのリゾート地にある山の名前で、『Longhorn』はその間にあるレストランの名前から付けられているそうで、開発コードネームからもメジャーアップデートの間のつなぎ的な製品だったことが伺えます。

他にも、Windows NT 4.0は、『Cairo』と呼ばれるメジャーアップデート(Windows 2000のこと)の開発が難航したため、とりあえずWindows NT 3.51にWindows 95ライクなGUIを実装してリリースしたものと言われていますが、『Cairo』の開発はかなり難航した結果、Service Pack 6までリリースされる息の長い製品となりました。ちなみに、Service Pack が6個も出ているOSは後にも先にもこれだけです。

なので、仮にWindows Blueがつなぎ製品だったとしても、長いことお世話になるOSとなる可能性もあるわけで、動向に注目しても損はないと思うわけです。

さて、その『Windows Blue』ですが、どんな製品になるのでしょうか。たぶん、まだ開発中で流動的な部分もあるのでしょうが、仮に噂通り2013年にリリースするように開発しているのであれば、どんな製品になるかはだいたい決まっていて、そしてWindows 8との違いも僅かでしょう。

Windows 8はざっくり言ってしまえば、Windows 7+α とMetro UI(Modern UI)です。Windows 7+αの部分であるデスクトップ側だけでも、GUIの変更やエクスプローラーやタスクマネージャーの改良などそれなりに進化しているのですが、メインとなるのはやはりMetro UIが実装されたことでしょう。

しかし、このMetro UIはタブレットにはいいかもしれませんが、デスクトップやノートパソコンではイマイチ使いづらい上に、アプリケーションもハードウェア(タッチパネルなど)も現行ではほとんど見かけないという状況。

私は、なぜMicrosoftがタブレットをWindows PhoneではなくWindowsでカバーしようとした意図が分りません。ARM版のWindows RTはMetroのアプリしか動かないわけですが、それならWindows Phoneでも良かったのでは。。。と思えてなりません。(Windows PhoneはもともとARM対応)

たしかに、タブレットマシンの中にはARMではなくIntelのCPUを使って、パソコンとタブレットのハイブリットタイプも登場するかもしれません。そうなればWindowsにタブレット側を受け持たせる意味はあると思います。とは言え、普通のパソコン用のWindowsをMetro UIに統一するのはビジネスユーザーを中心にあまりウレシクナイことでしょう。

私は『Windows 7』を改良した『Windows 7 SE(仮)』(現在のWindows 8のデスクトップ部分に相当)が2012年に登場し、それからデスクトップ部分は手を加えずにMetro UIを実装した『Windows RT(仮)』が2013年にタブレット向けに登場し、『Windows 7 SE』と『Windows RT』はパソコン向けとタブレット向けとして併売されるというシナリオがもっともスマートな方法だったんじゃないかと思います。

このシナリオの場合は、『Windows Blue』は2013年に登場する『Windows RT』、つまりタブレット向けでMetro UIを実装したバージョンが相当します。

この手法は、私が提案したというよりも、今までWindows XPのTablet EditionやMedia Center EditionなどでMicrosoft自身がやってきたことです。もっとも、あまり成功したとは言い難い結果になっているので、それを踏襲するわけにはいかなかったのかもしれません。

では、その逆というのはどうでしょう。

Windows XP で言えば、Windows XP Tablet Editionを投入してから、Tablet部分を削除して調整したWindows XP Home Editionを1年後に発売するみたいなシナリオです。

Metro UIに最適化された『Windows 8』を発売し、その後Metro UIを削除(というよりMedia Centerみたいに1つのアプリとする方が現実的かと)してデスクトップ向けに最適化した『Windows 8 Desktop(仮)』的なものを2013年にリリースするというわけです。そして、『Windows Blue』はそれの開発コードネームではないかという予想です。

実際に、Windows 8のMetro UI は是非はともかく、すくなくとも企業向けには向いていないことは明らかで、多くの企業がWindows 8への移行は見送ることが予想されます。MicrosoftにもDesktop向けのWindowsをリリースするように圧力が掛かっているハズで、それに対応するための『Windows Blue』ではないか?と考えたわけです。

『Windows 8 Desktop』というネーミングは結構気に入りましたが(笑)、Windows 8に企業向けのProとかもあるので、名称は『Windows 8』ではなくなると思われます。『Windows 2013 Desktop』、『Windows 2013 Desktop Pro』『Windows 2013 Tablet』的な感じでしょうか。

まぁ、これはあくまで私の憶測で、『Windows Blue』が実際にどんな『Windows』になるのかは分りません。もう少し情報が出てくるのを待つことにしたいと思います。

P.S.
実はWindows 8は企業向けに全然向いていないWindowsをワザと出して、企業が慌ててWindows 7に移行させるための噛ませ犬だったりして。。。なんて考えてみたり。

0 件のコメント:

コメントを投稿