2012年9月11日火曜日

冷やしHDDはじめました。

実家のパソコンをメンテナンスしていたら、異様に遅くなってついに転送速度がダイアルアップ時代を彷彿とさせる状態に。

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どうやら壊れたようです。

すぐに、中のデータをバックアップするべくコピーを開始したのですが、とうとう1KBくらいに転送速度が落ちてしまい断念。環境を変えたりしても改善せず、だんだんひどくなってくる様子です。

親に聞いたところ、「2、3日前から起動しなかったり、フリーズしたりしてたなぁ」との遅すぎる申告。ちょっ、そういう大事なことは、早く言ってよ!

ところが、用事があって出かけて帰った後に再度挑戦したらなんか調子いい。キター!と思ってさっそくバックアップを開始したものの、数分でまたKB/sの世界へ。

この症状を整理すると以下のようになります。

  • 転送速度が徐々に遅くなる。
  • しばらく休ませると回復する。

なんか、人間みたいな現象ですね。HDDは機械ですから、そうそう疲労で速度が遅くなったりするもんではないのですが、これと連動するパラメータがあります。

そう、それは温度です。HDDは最初は常温ですが、使っていると徐々に熱くなってきます。そして、しばらく休ませるとまた冷えて常温に戻ります。

HDDは熱い時はそれこそ触れないくらいに熱くなりますが、正常なHDDはこの状況でも問題無く動くわけですが、それがなんらかの要因で今回のような故障になってしまったと考えると症状の説明がつきます。

熱が原因ならば冷やせばいいわけです。

もちろんクーラーはすでに稼働中なので、もう1ランク上のものを。我が家でクーラーよりも強力な冷却装置は一つしかありません。

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ということで、冷凍庫に入れてみました(笑)。

写真のために引き出しを開けてますが、実際には引き出しを閉めてキンキンに冷やしながらデータのコピーを実行しました。引き出しはゴムで密閉される構造なので、電源ケーブルとUSBケーブルを外に引っ張り出しても、それほど冷気は漏れません。

パソコンは冷蔵庫の外に置いて、HDDは冷凍庫の中に入れた状態でコピーしました。

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どうやら予想は当たっていたらしく、終始良好な性能を発揮して全てのデータをバックアップできました。ほんと、良かったです。

後からネットで調べたところ、都市伝説的な扱いながらそういう事例はそこそこあるようで、熱による膨張が関連しているのでは?のようなことが言われていました。

ということで、HDDを冷凍庫で冷凍してみたという実験結果でした。

一応お約束の文言ですが、効果には個人差(個体差?)があり、全ての故障したHDDに同様の効果があるワケではありません(笑、当たり前です)。というか、これでうまくいくケースの方が希だと思いますので、あくまでネタとして読んでいただけると幸いです。

2012年9月6日木曜日

Windows Blue

Windows 8 のRTMがリリースされて、いよいよという時期のハズなんですが、イマイチ話題が少ないというか、まだ発表すらされていない次期iPhoneの方が世の中の興味を惹いているような雰囲気でMicrosoftさんには頑張ってもらいたいところですね。

Windows 8の発売日はまだ一ヶ月も先の話ですが、すでに次のWindows のウワサが流れてきています。その名も『Windows Blue』。

ちなみに、以前Windows Vistaの時も、登場するころには次のWindows(Windows 7のこと)が『Vienna』なんていうコードネームでアレコレ噂されていました。ま、つまるところ、最新のWindowsが期待できないとなれば、次のWindowsに期待したいというワケでして、Windows 8の将来はちょっと危ういかもしれません。

Windows Blue は、登場するとされる時期から逆算すると『Windows 9?』に相当するようなメジャーアップデートというよりかは、サービスパックやセカンドエディション的なものになるのではないかと言われています。そういえば、普段はサービスパックのコードネームなんて話題にもならないですが、Windows Vista SP1のFijiのときだけはネットでその名前が飛び交っていましたね。ここでも、Windows 8がWindows Vistaとかぶりますね。

もっとも、Microsoftの言う、『次のメジャーリリースまでのつなぎの製品』ほどアテにならないものはありません。なにせ、現在のWindows 7、Windows 8のベースとなっているWindows Vistaは、元々Windows XPと次のメジャーアップデート(開発コードネームBlackcomb)のつなぎの製品として開発されていたものなのですから。

Windows Vistaの開発コードネームは『Longhorn』なんですが、Windows XPの開発コードネームである『Whistler』と、先ほどの『Blackcomb』は、ともにカナダにスキーのリゾート地にある山の名前で、『Longhorn』はその間にあるレストランの名前から付けられているそうで、開発コードネームからもメジャーアップデートの間のつなぎ的な製品だったことが伺えます。

他にも、Windows NT 4.0は、『Cairo』と呼ばれるメジャーアップデート(Windows 2000のこと)の開発が難航したため、とりあえずWindows NT 3.51にWindows 95ライクなGUIを実装してリリースしたものと言われていますが、『Cairo』の開発はかなり難航した結果、Service Pack 6までリリースされる息の長い製品となりました。ちなみに、Service Pack が6個も出ているOSは後にも先にもこれだけです。

なので、仮にWindows Blueがつなぎ製品だったとしても、長いことお世話になるOSとなる可能性もあるわけで、動向に注目しても損はないと思うわけです。

さて、その『Windows Blue』ですが、どんな製品になるのでしょうか。たぶん、まだ開発中で流動的な部分もあるのでしょうが、仮に噂通り2013年にリリースするように開発しているのであれば、どんな製品になるかはだいたい決まっていて、そしてWindows 8との違いも僅かでしょう。

Windows 8はざっくり言ってしまえば、Windows 7+α とMetro UI(Modern UI)です。Windows 7+αの部分であるデスクトップ側だけでも、GUIの変更やエクスプローラーやタスクマネージャーの改良などそれなりに進化しているのですが、メインとなるのはやはりMetro UIが実装されたことでしょう。

しかし、このMetro UIはタブレットにはいいかもしれませんが、デスクトップやノートパソコンではイマイチ使いづらい上に、アプリケーションもハードウェア(タッチパネルなど)も現行ではほとんど見かけないという状況。

私は、なぜMicrosoftがタブレットをWindows PhoneではなくWindowsでカバーしようとした意図が分りません。ARM版のWindows RTはMetroのアプリしか動かないわけですが、それならWindows Phoneでも良かったのでは。。。と思えてなりません。(Windows PhoneはもともとARM対応)

たしかに、タブレットマシンの中にはARMではなくIntelのCPUを使って、パソコンとタブレットのハイブリットタイプも登場するかもしれません。そうなればWindowsにタブレット側を受け持たせる意味はあると思います。とは言え、普通のパソコン用のWindowsをMetro UIに統一するのはビジネスユーザーを中心にあまりウレシクナイことでしょう。

私は『Windows 7』を改良した『Windows 7 SE(仮)』(現在のWindows 8のデスクトップ部分に相当)が2012年に登場し、それからデスクトップ部分は手を加えずにMetro UIを実装した『Windows RT(仮)』が2013年にタブレット向けに登場し、『Windows 7 SE』と『Windows RT』はパソコン向けとタブレット向けとして併売されるというシナリオがもっともスマートな方法だったんじゃないかと思います。

このシナリオの場合は、『Windows Blue』は2013年に登場する『Windows RT』、つまりタブレット向けでMetro UIを実装したバージョンが相当します。

この手法は、私が提案したというよりも、今までWindows XPのTablet EditionやMedia Center EditionなどでMicrosoft自身がやってきたことです。もっとも、あまり成功したとは言い難い結果になっているので、それを踏襲するわけにはいかなかったのかもしれません。

では、その逆というのはどうでしょう。

Windows XP で言えば、Windows XP Tablet Editionを投入してから、Tablet部分を削除して調整したWindows XP Home Editionを1年後に発売するみたいなシナリオです。

Metro UIに最適化された『Windows 8』を発売し、その後Metro UIを削除(というよりMedia Centerみたいに1つのアプリとする方が現実的かと)してデスクトップ向けに最適化した『Windows 8 Desktop(仮)』的なものを2013年にリリースするというわけです。そして、『Windows Blue』はそれの開発コードネームではないかという予想です。

実際に、Windows 8のMetro UI は是非はともかく、すくなくとも企業向けには向いていないことは明らかで、多くの企業がWindows 8への移行は見送ることが予想されます。MicrosoftにもDesktop向けのWindowsをリリースするように圧力が掛かっているハズで、それに対応するための『Windows Blue』ではないか?と考えたわけです。

『Windows 8 Desktop』というネーミングは結構気に入りましたが(笑)、Windows 8に企業向けのProとかもあるので、名称は『Windows 8』ではなくなると思われます。『Windows 2013 Desktop』、『Windows 2013 Desktop Pro』『Windows 2013 Tablet』的な感じでしょうか。

まぁ、これはあくまで私の憶測で、『Windows Blue』が実際にどんな『Windows』になるのかは分りません。もう少し情報が出てくるのを待つことにしたいと思います。

P.S.
実はWindows 8は企業向けに全然向いていないWindowsをワザと出して、企業が慌ててWindows 7に移行させるための噛ませ犬だったりして。。。なんて考えてみたり。