2012年12月24日月曜日

FUJIFILM XZ1はでるか?

 富士フイルムが2011に発売した FinePix X100 は空前のヒットとなって、その後に続く高級機路線のはしりとなりました。富士フイルムは以前からシェアは低くて目立たないものの、実はデジカメに関してかなりの先見の明があり、業界を牽引してきたという実績があります。

 そもそも、デジタルカメラを最初に作ったメーカーの一つですし、今でこそ当たり前の高感度路線(FinePix F10、FinePix Z1)、タッチパネル(FinePix Z300)、WI-FIによるスマホ連携(FinePix Z1000)なども富士フイルムがその先陣を切っているのです。

 そんな富士フイルムが、はなった話題の製品がFinePix X100です。『簡単に撮れて安いカメラ』一色だったコンシューマー向け市場に、『カメラを楽しむ高級カメラ』というコンセプトを徹底したカメラだったのが他のカメラと一線を画するところでしょう。

 ハイブリッドビューファインダーが注目されていましたが、Xシリーズでそれを搭載していないモデルも登場しているのでXシリーズの神髄は、やはりコンセプトにあるのでしょう。もちろん、高いだけでなく、機能面・デザイン面でもしっかりと作り込まれていて、とくに画質に関してもかなり評判がよいようです。

 Xシリーズのイメージセンサは、富士フイルムではお馴染みのEXR技術を使ったオリジナルのものを使っていますが、画素数が抑えめで、ローパスフィルターを使っていないのが特徴です。

 一般に『画素 = 画質』という『常識』のようなものがありますが、実際には画質を追求するとそうでもないことが知られています。もともと、富士フイルムは高画素競争が過熱し始めた頃、画素をソコソコに押さえて画質にコダワる姿勢を貫いていました。結局、市場の流れには逆らえずコンシューマー向けは追従する形となっていましたが、この辺の『らしさ』が反映されているところが上位モデルと言えるところですね。

 また、ローパスフィルターレスはニコンの高級一眼レフD800Eで採用して話題になったものですが、D800Eなどに比べて、Xシリーズのイメージセンサは原理的にローパスフィルターをなくすことによる問題が起こりにくい構造になっているので有利と言えます。

 そんなXシリーズは、FinePix X100を皮切りに、FUJIFILM X10、X-S1、XF1、X-Pro1、X-E1と発売されてきました。

 ところで、この名前を見てピンと来たかたは、なかなかの富士フイルム フリークでしょう。実はFUJIFILM の FinePix シリーズでは、スタンダードなフラグシップモデルが『F』、大型ズームモデルが『S』、一眼レフが『Pro』という名前が付けられているのです。Eは知りません(笑)

 となると、富士フイルムの主力モデルで唯一、Xシリーズとして投入されていないのがZシリーズということになります。もっとも屈曲式はその構造上、光学的に画質が低下するのでXシリーズのコンセプトとは相反するところがあるかもしれません。

 とはいえ、薄くても、高画質で上質なカメラが欲しいと思う人は少なくないでしょう。カメラの使用場所の多くが屋外ということを考えれば、小ささは正義です。

 だとすれば、FUJIFILM XZ1なるモデルが登場するのではないか!

と、期待してしまうわけです。

 ま、ぶっちゃけ、私が長らくZシリーズを愛用しているので、そのX版がでればいいなぁ、欲しいなぁということで願望を踏まえて書いてみました。そんなこんなで、期待しながら待つことにします。

2012年10月29日月曜日

電子書籍リーダーで自炊したマンガを読んでみた。

 ついに、『電子書籍の黒船-Amazon』が日本に上陸してしまいました。対する日本勢ですが地盤を固めているとは言い難い状況です。やはり戦いは水際で食い止める方が有利でして、上陸されてからでは苦戦することが予想されます。がんばれ日本のメーカー!

 前回、まだAmazonが日本での展開を発表するまえに、『電子書籍についてマニア目線で考えてみた。』で、マンガ向けのハードについて色々考えてみました。Amazonの『Kindle Paperwhite(白黒版)』はサイトには画面のサイズが書かれていないようですが、外寸がSONYのReaderとほぼ同じだったので、画面はだいたい同じじゃないかと思われます。

 ということで、私の望むようなマンガに最適化されたサイズの電子書籍リーダーはしばらくなさそうなので、今回は現実的な話として既にあるハードで自炊したマンガの読み心地を見てみたいと思います。使用したハードは初代SONYのReaderの画面が6インチの方(PRS-650)です。

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 ちなみに、左上に黒い線が入っているのが分るでしょうか。ええ、タイマーが発動しまして画面に消えない黒と白の縞が出るようになってしまったのです。ここに文字がある場合はCDのように前後の文脈から予測補完しなければなりません(笑)。

 SONYのReaderはzipで圧縮したjpgファイルは読むことができないので、スキャンしたら『pdf』で保存するか、後から対応する形式に変換する必要があります。私は軽くて管理が簡単なjpgで保存しているのであとで変換することにしました。

 Readerを含めて電子書籍のフォーマット(ファイル形式)としてはePub形式がメジャーな様子です。もっとも、電子書籍自体がまだ定着していないので今後標準となるファイル形式がどうなるかは分りませんが、オリジナルはjpgとして保存してあるので読むための形式はそこまで慎重になる必要もないと思ってePub形式としました。

 変換に用いたのはChain LPというフリーウェアで、画像を読み込んであとはePub形式として保存するだけという素晴らしいソフトです。右側を見るとかなり細かく設定もイジれるような雰囲気が漂っていますが、デフォルトで不都合は感じませんでした。そういえば検索のアルリズムでチェイン法とかいうのがありましたが、それと関係あるんでしょうか。

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 で、実際に読んだ感想としては、『読めなくはないけど9.7インチのiPadの方がいいなぁ』ってのが正直なところでした。

 画面サイズが原因か解像度が原因かはわかりませんが、やはり文字が読みにくいです。特に手書きの小さなセリフやフリガナは解読不可能なことが多かったです。また、SONYのReaderの電子ペーパーは16階調なので輪郭のギザギザが目立つ傾向があるのも気になりました。

 電子ペーパーは液晶などに比べてページの書き換えにやや時間が掛かりますが、それに関しては読んでいてそれほど不満は感じませんでした。また、画面は見やすく疲れないのと、消費電力を気にせず、すぐに画面がスタンバイになるイライラもないので落ち着いてノンビリ読めるのは利点だと思います。

 とは言うものの、字が読めないのはやはり致命傷と言えます。ということで、実際に電子書籍リーダーで自炊したマンガを読んでみた感想としては、まだ電子ペーパーでマンガを読むのは時期尚早ではあるものの、今後の進歩に期待したいというのが結論です。

2012年10月4日木曜日

電子書籍についてマニア目線で考えてみた。

 数年前から来年こそは『電子書籍元年』と叫ばれて久しいですが、少なくとも日本に住んでいると待てど暮らせど電子書籍の夜明けは見えてきません。

 SONYのReaderはいまいち盛り上がりに欠けていますし、鳴り物入りで参入した楽天のKoboは違った意味で盛り上がっている状況。米アマゾンが日本の電子書籍参入の準備を着々進めいるようなので、音楽のように海外に主導権を握られてしまうのではないかと、出版業界の行く末がやや心配です。

 電子書籍が普及しない問題点は色々あると思うのですが一般的な話は抜きにして、ここでは私の大好きな『マンガ』に焦点を当てて電子書籍を考えてみたいと思います。

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鍵は漫画! 

日本の誇る世界のコンテンツ、『マンガ』です。

 巨匠・手塚治虫先生の影響が大きいと思いますが、たしかに日本の漫画は世界のソレとは明らかに一線を画する独特の文化があります。偏見かもしれませんが、音楽や映画は外国から新しい文化が発信されてきたイメージがありますが、マンガは日本から発信されていると思うのですがどうでしょうか。

 そして、日本が電子書籍で先行し、アップルの音楽のように世界の電子書籍のデファクトスタンダードになりえる可能性が残っているとしたら、それは『マンガ』だと思うのです。

 マンガは本よりも楽に読めます。文字が多いと定評のある(?)こち亀でも一冊読むのにそれほど時間はかからないでしょう。だから巻数が多くなってきても読む方はそれほど大変ではありません。そう、問題となるのはその置き場所なのです。

 難しい学術書なんかは部屋のアクセサリーとして並べておくのに役立ちますが(笑)、マンガは部屋に並べていても箔はつかないでしょう。

 置き場所をとらないという特性こそ、電子書籍の大きなメリットです。つまり、『マンガ』は電子書籍のメリットをとても生かせるコンテンツと言えるのです。

画面サイズ

 電子書籍のハードウェアを見てみると、SONYのReaderは5インチと6インチ、楽天のKoboは6インチです。インチで言われるといまいち大きさが分らないのですが、例えばSONYのReaderの6インチ版は90mm×122mmでした。

 対するマンガは、一番メジャーな単行本のサイズはだいたい115mm×175mm程度(メーカーによってばらつきがあるみたい)なので、幅が20mm、高さで50mmも小さいということになります。画面が小さければ解像度が高くても、どうしても読みづらいと感じてしまいます。

 とは言え、iPadの9.7インチは148mm×197mmで幅は30mm、高さで20mmほど大きく、やや大きすぎる感じです。そもそもマンガは表紙以外のほとんどが白黒なので重くてバッテリーを消費するカラー画面である必要もありません。

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 そう、日本ではマンガが盛んにも関わらず、マンガを快適に読むためのデバイスが未だに存在しないのです!

 もちろん、逆に電子書籍に合わせてマンガそのものを最適化してしまうという手もあるでしょう。私のよく読むマンガでは縦に4段くらいありますが、それを3段にして紙面自体を小さくしてしまうという方法です。 しかし、この方法は過去の資産を切り捨てることになってしまいます。そうするにはあまりにもったい膨大な資産が日本にはあります。

ですから、マンガに向いた電子書籍リーダーがあるべきだと思うわけです。

 では、実際にどんな端末が良いでしょうか。単純には現在のSONYのReaderをお値段据え置きで、画面サイズを現在のマンガ単行本に合わせてもらえればOKだと思います。

 本来であればマンガと言ってもA4サイズから文庫サイズまで様々な大きさがありますが、まずは手頃な大きさの高さ115mm×175mmのサイズが本体の大きさと読みやすさの点からバランスがとれていると思います。

 また、マンガは表紙や一部のページがカラーだったりしますが、大半は白黒ページですし、雑誌掲載時にカラーのものでも単行本になると白黒になるものも少なくありません。ですから、重さやバッテリー持続時間のトレードオフとしてEインク式の白黒画面でいいと思います。 電子書籍データ自体はカラーで、iPadなどで読めばカラーに見えるような方法でもいいかもしれません。

 価格はマンガユーザーの多くは学生が占めていると思われるので、現在のSONY Readerや楽天のKoboと同じように1万円を切る価格帯で提供できれば、と思うのです。

コンテンツ

 よく電子書籍の方が本よりも安くするべきだという風潮がありますが、私は別にそうである必要はないと考えています。もちろん、物理的な紙代とか流通コストとかを省いている分、安くできるだろうという気持ちもわかります。それでも、デメリットがないのであれば、今までその価格を払ってマンガを読んでいたのですから同じ価格でも別にかまわないと思います。

 そう、重要なのはデメリットがなければ、という点です。ですから絶対条件として、『機器やサービスに縛られず永続的に読めること』、音楽で言えばDRMフリーのMP3のような感じのライセンスが必要だと思います。

 電子書籍がなかなか上手くいかない最大の障壁はコレだと私は思います。なぜって、同じ(かちょっと安い程度)のお金を払っても、本は火事にでもならなければずっと読めますが、電子書籍だとサービスがコケれば将来読めなくなるかもしれないと思えば、だれだって慎重になってしまいます。

 わざわざ紙の本を買って『自炊』なんてことをやっている人達が一杯いて、それを代行するのが仕事として成り立つくらい需要があることを見れば明らかです。手間をかけても制限無くずっと読めるデジタルデータが欲しいとみんな思っているのです。

 そう言うと業界の方々から違法コピーが。。。というお話しが聞こえて来そうですが、本だって回し読みすることもあります。ネットを介して大量に拡散するのは自炊でも同じことですし、すでにそうなってしまっています。

 もし、違法コピーを読んでいる人達の中に、本と同じ使い勝手の正規の電子書籍があればお金を払ってもかまわないと思っている人達がいるとすれば、それは業界のとっても、その人達にとっても不幸なことでしょう。

 人気商品は、品質もさることながら、使い勝手の良さも重要なファクターとなります。それはコンテンツといえども同じこと。権利も大事ですが、お客さまあっての権利だということは忘れないで欲しいと思います。

 コンテンツで言えば、ジャンプやマガジンといった雑誌をマンガ毎にバラで読める(音楽ではアルバムの中の曲を1曲づつ買えるのだから)など、紙の本では実現できない機能があると面白いかもしれません。全部(15本くらい?)で200円で1本なら50円などの、何本か読むなら1冊買おうかなと思える絶妙な価格設定が重要です。

 ただし、電子書籍はかさばらないので、雑誌で読んで単行本も買っている人が、雑誌をそのまま残すようになることが考えられるので、その分の損失を補うような工夫は必要だと思います。電子書籍化により手軽になる定期購読の顧客を伸ばすなど、いくらでも方法はあると思います。

本屋さんの役割

 電子書籍のあおりをもろに受けるだろう本屋さん。もちろん電子書籍には反対でしょうね。しかし、全国各地にある本のための場所、それを活用しない手はないと思います。

 私はアマゾンが楽でよく使いますが、本屋さんで本を選ぶワクワク感は代え難いと思っています。紙の本をケータイ売り場のモックのような扱いで本屋さんに置いて、その本屋さん(本屋さんに設置された無線LAN)で購入した分は、その本屋さんにリベートが入る仕組みなどもあってよいかもしれません。もちろん、買った本にその本屋さんオリジナルのブックカバーやしおりが(デジタルデータのオマケ)付くような消費者への心遣いもお忘れ無く。

 電子書籍時代の本屋さんは、今の本屋さんの平積みコーナー(おすすめ)と図書館のようにノンビリ読めるスペース、そして司書さんみたいな本屋のマスターが居てくれるような場所なんじゃないかと思います。イベントや同じ本の趣味を持った人達との交流などの場にするなども考えられるかもしれません。本の値段は据え置きで、流通コストの低下分をこういった部分に投資するというのも悪くないと思います。

 まとめとか

 とまぁ電子書籍についてマンガに焦点を当てて、ハードウェアとソフトウェアの両方の側面から考えてみました。

   サービスの要は『コンテンツ = 中身』です。その点では日本は『マンガ』という世界に通用するコンテンツを保有しているのです。日本のマンガは海外にも人気がありますから、外国語訳版などをラインナップに加えて展開すればそれなりに勝負になるハズです。

 マンガでハードウェアとサービスを定着させることができたなら、他のコンテンツだって競争力が生まれてきます。

 電子書籍元年。まだ夜明け前なのは日本の業界にとってはまだチャンスが残っているということでもあります。マンガとデジタルガジェット。日本のお家芸たる最強のコンビが世界に羽ばたくことを願ってやまないのです。

2012年10月1日月曜日

iPad 4 について考えてみる

 発売と同時に第3世代のiPad を買ったのですが、まぁまぁ良い感じなので家族にも買ってみようかと考えているのですが、そうなると気になるのが後継機発売のタイミング。

 Appleは比較的分りやすいスケジュールで新製品をリリースしてくれるのですが、今年は iPhone5/iPodでDockコネクタに代わりLightningコネクタが導入されているので、残るはiPadのみ。Appleとしてはとっとと統一したいのではないかなぁって思うわけです。

 くしくも10月にiPad miniなるものが登場するという話が聞こえてきますし、いっそモデルチェンジもしてしまうんでは?とも思うわけです(iPad miniの縦横比がiPhoneと同じ16:9ならばなおさら統一したいでしょうし)。

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  まぁともかく、仮に後継機が出るにしても買い控えするほどの違いがあるかが重要になります。最近のAppleの口はやや甘いみたいですが、それでも第4世代のiPadの話は聞こえてきません。なのでちょっと予測してみることにしました。根拠はそれなりにありますが、あくまですでに分っていることからの予想です。

Lightningコネクタ採用

 これはほぼ100%と言っても過言ではありません。間違いなく、第4世代iPadはLightningコネクタを採用するでしょう。

OSはiOS6

 これも既定路線で、iOS7が投入されるとは思えないのでiOS6.1とか6.2とかのiOS6のマイナーアップ版が採用されると思われます。おそらく何かと話題な地図とかのアプリが改善されるのではないでしょうか。

LTE対応

 私はWi-Fi版を持っていますが、3G版に関してはLTE対応になるのもほぼ間違いないでしょう。もっとも日本ではiPhone5がともにテザリングに対応しているので、Wi-Fi版の使い勝手もだいぶ向上したのではないでしょうか。

縦横比が16:9になる

 iPhone5でiPhone史上初めて縦横比16:9に変更となりました。Macも16:9を使っているので、おろらく16:9の縦横比が採用される可能性が高いと思います。iPhoneは横に増加するように縦横比を変えたので、同じように考えれば現行の2048×1536ピクセルから2730×1536ピクセルになると考えられます。

プロセッサはA6X(仮)

 第3世代のiPadはCPUに、同世代のiPhone4が採用した『A5』プロセッサのグラフィックコアを2個から4個に増やしたA5Xを採用しています。同様に考えると第4世代iPadにはiPhone5で採用された『A6』プロセッサのグラフィックコアを3コアから増強したものが搭載される可能性が高いと思われます。

 その他

 後は薄く軽量化されてバッテリーの持ちが改善されるなんていうのが一般的に考えられることでしょうか。iPhone5ではカメラの性能がアップ(暗い場所での描写が改善)らしいので、同様にアップグレードされるかもしれませんが、そもそもiPadに外向けのカメラは需要があるかあやしいので廃止されるかもしれません。

 だいたい、こんなところでしょうか。家族は写真なんかを見たいと言っているので、どちらかというと現行モデルの方がよさそうな感じです。しいて言うならば、第5世代のiPadが発売されて現行のiPadが値下げされて涙目っていうパターンがちょっと怖いくらいで、買い控えするほどのものではないかもしれません。

2012年9月11日火曜日

冷やしHDDはじめました。

実家のパソコンをメンテナンスしていたら、異様に遅くなってついに転送速度がダイアルアップ時代を彷彿とさせる状態に。

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どうやら壊れたようです。

すぐに、中のデータをバックアップするべくコピーを開始したのですが、とうとう1KBくらいに転送速度が落ちてしまい断念。環境を変えたりしても改善せず、だんだんひどくなってくる様子です。

親に聞いたところ、「2、3日前から起動しなかったり、フリーズしたりしてたなぁ」との遅すぎる申告。ちょっ、そういう大事なことは、早く言ってよ!

ところが、用事があって出かけて帰った後に再度挑戦したらなんか調子いい。キター!と思ってさっそくバックアップを開始したものの、数分でまたKB/sの世界へ。

この症状を整理すると以下のようになります。

  • 転送速度が徐々に遅くなる。
  • しばらく休ませると回復する。

なんか、人間みたいな現象ですね。HDDは機械ですから、そうそう疲労で速度が遅くなったりするもんではないのですが、これと連動するパラメータがあります。

そう、それは温度です。HDDは最初は常温ですが、使っていると徐々に熱くなってきます。そして、しばらく休ませるとまた冷えて常温に戻ります。

HDDは熱い時はそれこそ触れないくらいに熱くなりますが、正常なHDDはこの状況でも問題無く動くわけですが、それがなんらかの要因で今回のような故障になってしまったと考えると症状の説明がつきます。

熱が原因ならば冷やせばいいわけです。

もちろんクーラーはすでに稼働中なので、もう1ランク上のものを。我が家でクーラーよりも強力な冷却装置は一つしかありません。

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ということで、冷凍庫に入れてみました(笑)。

写真のために引き出しを開けてますが、実際には引き出しを閉めてキンキンに冷やしながらデータのコピーを実行しました。引き出しはゴムで密閉される構造なので、電源ケーブルとUSBケーブルを外に引っ張り出しても、それほど冷気は漏れません。

パソコンは冷蔵庫の外に置いて、HDDは冷凍庫の中に入れた状態でコピーしました。

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どうやら予想は当たっていたらしく、終始良好な性能を発揮して全てのデータをバックアップできました。ほんと、良かったです。

後からネットで調べたところ、都市伝説的な扱いながらそういう事例はそこそこあるようで、熱による膨張が関連しているのでは?のようなことが言われていました。

ということで、HDDを冷凍庫で冷凍してみたという実験結果でした。

一応お約束の文言ですが、効果には個人差(個体差?)があり、全ての故障したHDDに同様の効果があるワケではありません(笑、当たり前です)。というか、これでうまくいくケースの方が希だと思いますので、あくまでネタとして読んでいただけると幸いです。

2012年9月6日木曜日

Windows Blue

Windows 8 のRTMがリリースされて、いよいよという時期のハズなんですが、イマイチ話題が少ないというか、まだ発表すらされていない次期iPhoneの方が世の中の興味を惹いているような雰囲気でMicrosoftさんには頑張ってもらいたいところですね。

Windows 8の発売日はまだ一ヶ月も先の話ですが、すでに次のWindows のウワサが流れてきています。その名も『Windows Blue』。

ちなみに、以前Windows Vistaの時も、登場するころには次のWindows(Windows 7のこと)が『Vienna』なんていうコードネームでアレコレ噂されていました。ま、つまるところ、最新のWindowsが期待できないとなれば、次のWindowsに期待したいというワケでして、Windows 8の将来はちょっと危ういかもしれません。

Windows Blue は、登場するとされる時期から逆算すると『Windows 9?』に相当するようなメジャーアップデートというよりかは、サービスパックやセカンドエディション的なものになるのではないかと言われています。そういえば、普段はサービスパックのコードネームなんて話題にもならないですが、Windows Vista SP1のFijiのときだけはネットでその名前が飛び交っていましたね。ここでも、Windows 8がWindows Vistaとかぶりますね。

もっとも、Microsoftの言う、『次のメジャーリリースまでのつなぎの製品』ほどアテにならないものはありません。なにせ、現在のWindows 7、Windows 8のベースとなっているWindows Vistaは、元々Windows XPと次のメジャーアップデート(開発コードネームBlackcomb)のつなぎの製品として開発されていたものなのですから。

Windows Vistaの開発コードネームは『Longhorn』なんですが、Windows XPの開発コードネームである『Whistler』と、先ほどの『Blackcomb』は、ともにカナダにスキーのリゾート地にある山の名前で、『Longhorn』はその間にあるレストランの名前から付けられているそうで、開発コードネームからもメジャーアップデートの間のつなぎ的な製品だったことが伺えます。

他にも、Windows NT 4.0は、『Cairo』と呼ばれるメジャーアップデート(Windows 2000のこと)の開発が難航したため、とりあえずWindows NT 3.51にWindows 95ライクなGUIを実装してリリースしたものと言われていますが、『Cairo』の開発はかなり難航した結果、Service Pack 6までリリースされる息の長い製品となりました。ちなみに、Service Pack が6個も出ているOSは後にも先にもこれだけです。

なので、仮にWindows Blueがつなぎ製品だったとしても、長いことお世話になるOSとなる可能性もあるわけで、動向に注目しても損はないと思うわけです。

さて、その『Windows Blue』ですが、どんな製品になるのでしょうか。たぶん、まだ開発中で流動的な部分もあるのでしょうが、仮に噂通り2013年にリリースするように開発しているのであれば、どんな製品になるかはだいたい決まっていて、そしてWindows 8との違いも僅かでしょう。

Windows 8はざっくり言ってしまえば、Windows 7+α とMetro UI(Modern UI)です。Windows 7+αの部分であるデスクトップ側だけでも、GUIの変更やエクスプローラーやタスクマネージャーの改良などそれなりに進化しているのですが、メインとなるのはやはりMetro UIが実装されたことでしょう。

しかし、このMetro UIはタブレットにはいいかもしれませんが、デスクトップやノートパソコンではイマイチ使いづらい上に、アプリケーションもハードウェア(タッチパネルなど)も現行ではほとんど見かけないという状況。

私は、なぜMicrosoftがタブレットをWindows PhoneではなくWindowsでカバーしようとした意図が分りません。ARM版のWindows RTはMetroのアプリしか動かないわけですが、それならWindows Phoneでも良かったのでは。。。と思えてなりません。(Windows PhoneはもともとARM対応)

たしかに、タブレットマシンの中にはARMではなくIntelのCPUを使って、パソコンとタブレットのハイブリットタイプも登場するかもしれません。そうなればWindowsにタブレット側を受け持たせる意味はあると思います。とは言え、普通のパソコン用のWindowsをMetro UIに統一するのはビジネスユーザーを中心にあまりウレシクナイことでしょう。

私は『Windows 7』を改良した『Windows 7 SE(仮)』(現在のWindows 8のデスクトップ部分に相当)が2012年に登場し、それからデスクトップ部分は手を加えずにMetro UIを実装した『Windows RT(仮)』が2013年にタブレット向けに登場し、『Windows 7 SE』と『Windows RT』はパソコン向けとタブレット向けとして併売されるというシナリオがもっともスマートな方法だったんじゃないかと思います。

このシナリオの場合は、『Windows Blue』は2013年に登場する『Windows RT』、つまりタブレット向けでMetro UIを実装したバージョンが相当します。

この手法は、私が提案したというよりも、今までWindows XPのTablet EditionやMedia Center EditionなどでMicrosoft自身がやってきたことです。もっとも、あまり成功したとは言い難い結果になっているので、それを踏襲するわけにはいかなかったのかもしれません。

では、その逆というのはどうでしょう。

Windows XP で言えば、Windows XP Tablet Editionを投入してから、Tablet部分を削除して調整したWindows XP Home Editionを1年後に発売するみたいなシナリオです。

Metro UIに最適化された『Windows 8』を発売し、その後Metro UIを削除(というよりMedia Centerみたいに1つのアプリとする方が現実的かと)してデスクトップ向けに最適化した『Windows 8 Desktop(仮)』的なものを2013年にリリースするというわけです。そして、『Windows Blue』はそれの開発コードネームではないかという予想です。

実際に、Windows 8のMetro UI は是非はともかく、すくなくとも企業向けには向いていないことは明らかで、多くの企業がWindows 8への移行は見送ることが予想されます。MicrosoftにもDesktop向けのWindowsをリリースするように圧力が掛かっているハズで、それに対応するための『Windows Blue』ではないか?と考えたわけです。

『Windows 8 Desktop』というネーミングは結構気に入りましたが(笑)、Windows 8に企業向けのProとかもあるので、名称は『Windows 8』ではなくなると思われます。『Windows 2013 Desktop』、『Windows 2013 Desktop Pro』『Windows 2013 Tablet』的な感じでしょうか。

まぁ、これはあくまで私の憶測で、『Windows Blue』が実際にどんな『Windows』になるのかは分りません。もう少し情報が出てくるのを待つことにしたいと思います。

P.S.
実はWindows 8は企業向けに全然向いていないWindowsをワザと出して、企業が慌ててWindows 7に移行させるための噛ませ犬だったりして。。。なんて考えてみたり。

2012年8月17日金曜日

Windows 8 RTM ファーストインプレッション(1)

ここのところ、毎回Windows の最新版が登場するたびに感想とかあれこれブログに綴っていたので、今回もちょこっと書いてみようと思います。

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Windows 8 の製品版がいよいよリリースされました。評価版がダウンロードできるようになっているので早速インストールしてみました。

やっぱり皆さん関心があるようでダウンロードするのも一苦労、残り時間が1日とかなっているのは滅多に見られるものではありません。

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β版やRC版も試したことがあるのですが、Windowsは最後の最後で(というかリリースされた後にも?)ずいぶんと変貌を遂げることも多いのでRTM版が登場するまでどういうOSになるかワクテカ感は失われません。どうやら、Microsoftのみなさんは夏休みの宿題はツクツクボウシの鳴き声を聞きながら大慌てでやるタイプのようです。

今回は特に、メトロスタイルの完成度と、ウワサになっていたAeroの廃止がとくに気になるところです。

起動画面

起動画面はあいかわらずシンプルことこの上ない感じです。こういうデザインがMicrosoftの中でマイブームなのかもしれませんが、画像を表示している以上はその画像の内容がシンプルだろうがニギヤカだろうがパソコンにかかる負荷はあまり変わらないと思うのですがどうなんでしょうね。

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Aero Glass

Aero は予告通り廃止されていましたがデザインはあんまり変化はありませんでした。もともと、Windows 8ではVista のようなAero 版と非Aero版でのデザインに差が少ないように設計されていたので別段驚くことではないかもしれません。

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それにしても、直前になっての Aero の廃止は意外でしたが、時間もそれほどあったわけではないのでもしかしたら単にOffになっているだけで機能自体は残っている可能性はありますね。あと数ヶ月したら雑誌の特集あたりで裏技としてWindows 8でAeroを有効にする方法なんかが紹介されているかもしれません。

Aeroの廃止はMicrosoft自身もやや混乱したようで、テーマのところのイメージなんてどう見ても半透明なAeroスタイルになっていますし、マウスカーソルのタイトルもAero~のままです。

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個人的にはWindows 7までは残されていたクラシックスタイルが無くなったのは残念です。

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そもそもAeroが無くなった今、ムリにAeroのデザインに統一する必要もなく、クラシックスタイルに戻しても問題無いとおもうのですがやっぱりプライドが許さないのでしょうか。もっとも、テーマとかでいじれるようなので誰かが作って公開してくれないかと期待していたり。

スクリーンキーボード

Windows 8はメトロスタイルを中心にタッチパネルでの操作を強く意識したものになっています。それにともなって、スクリーンキーボードが脚光を浴びて、アクセサリのユーザー補助てきな奥地からタスクマネージャー常時表示クラスに抜擢されていました。

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デザインはWindows 7でもクールなデザインになっていましたが、また少し変わってメトロっぽくなっています。

標準アプリケーション

Windows標準のアプリケーションは、Windows 7ではペイントやワードパッドが久々のバージョンアップを果たしましたが、Windows 8で目玉となる強化アプリはエクスプローラーとタスクマネージャーでしょう。

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エクスプローラーはリボンUIを採用して使いやすくなっていると思います。他のアプリはいざしらず、エクスプローラーはもともとメニューはあまり使われてないので、リボンUIになってもそれほど困ることはないと思うので、使い勝手向上のメリットの方が大きいと思います。

また、タッチ操作を考慮してチェックボックスでファイルを選択できるようになっていました。マウス派にとってもCtrlやShiftを押しながら操作する必要がないので地味に便利です。

タスクマネージャーは、Windows NT 4.0 ころからほとんど変わらずだったので16年ぶりくらいのリニューアルです。デザインも一新されていますが機能もかなり強化されているようなのでジックリ使い倒していきたいと思います。もっとも、こちらはやや中級者向けのアプリなので、一般の人にどれほどメリットがあるかは未知数なのが残念なところ。だからこそ手つかずだったのかもしれません。

 

Internet Explorer はバージョンが12になって、見た目は11と代わり映えしないですがHTML5などの最新のトレンドに対応しているそうです。もっとも、こちらはおそらくWindows 7にもリリースされるハズです。

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他のWindows標準のアプリケーションの多くは、あんまり変わらずといった感じでした。

Windows 8ではWindows Media Player はメトロスタイルの音楽プレーヤーの影になってしまいバージョンも12.0のままでした。デスクトップ上の音楽ファイルをダブルクリックしても、メトロスタイルの音楽プレーヤーが起動しました。こちらはファイルに関連づけされているアプリを変更すればどうにもなるところですがデフォルトでそうなっているというのがポイントです。

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地味だけど役立つメモ帳、ペイント、電卓の三兄弟はWindows 8でも変わらずのスタイル。ペイントと電卓はWindows 7で劇的な変化がありましたが、メモ帳はWindows 95のときから変わっていません。

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ただ、とても気になるのはスタートメニューが無くなってしまったWindows 8で、これらのアプリってどうやって起動するんでしょうか。Windowsフォルダの中を漁ったりできるスキルがないとプログラム自体はあっても、使うことができないように思えます。サードパーティー提供のランチャー頼りといったところでしょうか。

 

ちなみに、Program FilesのフォルダにWindows Mailの実行ファイルが残されていたのですが実行できませんでした。廃止になったのなら削除すればいいと思うのですが、削除し忘れたのか、何か意図があるのか謎です。

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コントロールパネル

コントロールパネルもあんまり変わった感じはしませんが、追加された項目や、中身が強化されている項目もありました。

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ディスプレイやアカウントはWindows 8の方向に合わせて若干の機能強化が行われていました。とくにアカウントは、Windows Live(名前変わるんだっけ?)のアカウントとの紐付け関連が行えるようになっていました。

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ディスプレイのところは、最近の高解像度なディスプレイに対応するため(または高齢化社会の老眼の人向けか?)にフォントサイズなどをWindows 7より細かく設定できるようになっていました。ただ、どうもツメがあまいようでリボンの部分の文字は反映されなかったりして、ややツカエナイ感じです。。。(エクスプローラーはさっきのスクリーンショットと同じ、中身の文字は大きく太字になっていますが、リボンの部分はデフォルトのまま)

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Appleが高解像度に対応した製品を次々に投入してどれもヒットしているので、Windows 8でも高解像度に対応するような強化が行われれば、Windowsでも高解像度化が進むかと期待していたのですが、もうすこし先の話になりそうです。

 

コントロールパネルの中に記憶域という見慣れない項目がありました。ミラーリング(複数のHDDに同じデータを書き込んでHDDが故障してもデータが消えないようにする技術。RAIDの一つでRAID1と呼ばれる。)などを設定するもののようで簡単な設定で柔軟なRAIDが組めるようになっていました。

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最近では扱うデータ量も多くなってきたのでバックアップするのも一筋縄ではいかず、ミラーリングのような簡単で手間の掛からない手段がOSで標準装備されるのはありがたいところです。

 

その他

Windows Apps

Program Filesの中に、Windows Appsという気になる項目があったので無理矢理こじ開けて中にあったアプリケーションを実行してみたもののエラーが出て実行できませんでした。

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最初はメトロスタイルのアプリの本体かとも思ったのですが、それにしては数が少ないなぁと思います。謎ですね~。

Direct X

Direct XはWindows 8では話題にあがっていなかったのですが、やはりバージョンはWindows 7と同じ11.0。最近ではコアなユーザー向けのハイスペックなPCゲームを除いて、ライトなオンラインゲームが主流なようなので強化は必要ないと判断されたのかもしれません。

24 (Windows 8 のDirect X は Ver.11.0)

まとめ

Windows 8 はやはりメトロスタイルを中心に設計されているというのが、今回いろいろ使ってみた感想です。写真や音楽がメトロスタイルのアプリケーションに関連付けされていて、デスクトップ上で実行するとメトロスタイルのアプリケーションに切り替わるなど、シームレスに連携していると言えます。

なので、家族がリビングで使う場合や、iPadのような使い方のパーソナルユースにはシンプルで今のWindows 7よりも使いやすいと思います。複数のメトロスタイルのアプリケーションの切り替えなどがやや分りづらいとは思いますが、ある程度慣れかもしれません。

しかも、iPadみたいに特化してしまうとパソコンの用途が発生した場合に困ってしまいますが、Windows 8はフルスペックのWindows(デスクトップ)も搭載しているので必要になれば切り替えて使うことができる優れものです。

ただし、デスクトップしか使わない業務用としてはかなり使いづらいと思います。特に1.デスクトップにスタートメニューがない。2.設定で起動時に最初に表示される画面がデスクトップかメトロスタイルか選べない。の2点でかなり使い勝手が悪くなっています。

Windows 8でメトロスタイルをなんとしてでも広めたいというMicrosoftの気持ちは分りますが、やや強引すぎたと思います。(似たようなフルスクリーンアプリのMedia Centerが普及しなかったという経験もあるからでしょうか。)

2006年登場のWindows Vista の問題の多くは、アプリケーションの対応などが進めば問題なくなるものがほとんどでしたが、そのメリットが少ないことから対応が進まず、結局Windows Vista自体が失敗に終わったという苦い経験があります。

Windows 8はメトロスタイルのアプリケーションが広まれば非常に使いやすくなります。しかし、既存のアプリケーションがメトロスタイルに対応するメリットは何でしょうか?メトロスタイルのアプリケーションは現在主流のWindows 7ですら使うことができないのです。

そうなるとアプリケーションのメトロ化が進まず~という悪循環が見えてきてしまいます。Windows 8にとってはかなり厳しい船出になるのではないか、と思うのです。